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□solaris の ftp 機能だけでやってみる。


○まずは、関連オンラインマニュアルの御紹介からね。

ってとこかっ?必ず目を通すやうにしてねっ!


□設定ファイルとか・・・


○/etc/passwd

Anonymous でグインするようのユーザを記述します。

今更解説する必要はないよねっ?えーっと、このファイルには、 ftp でログインする専用のアカウントを追加しておきます。ファイルの 書き方は、

です。 Anonymous も追加しておきたい場合も同様に、

です。 ftp ユーザ用の gid と uid は御好きな値をどうぞ。ftp 用 のホームディレクトリも必要に応じて変えてくらさい。


○/etc/shadow

Anonymous とかでログインしたユーザのパスワードを 記述します。
こっちも悩むやうなトコはないと思います。フツーに、

ってなとこで。


○/etc/ftpusers

ある、特定のユーザのみに ftp ログインを許可したい場合に使用します。 このファイルに記述されていないユーザは、/usr/bin/login でログインで きるアカウントを持っていても、 ftp ではログインできません。 普段は必要ないファイルだと思いますので、存在しなくても良いと思い ます。

普段は必要ないと思いますが、 /usr/bin/login でログインできる アカウントを持っているにも関わらず、 ftp ではログインさせたく ないユーザがいる場合にファイルを作って、記述します。 OS インス トール直後の状態だと、このファイルは存在しません。書き方は、 ftp でログインを許可する login name を記述します。

このファイルに login name が記述されていないユーザは、ftp で ログインできなくなります。書き方はこんな感じで、

/etc/ftpusers
ftp ← 重要
anonymous ← 重要

root や system 系の Builtin Account は書かないほうが良いと思います。
/etc/ftpusers を記述した場合、 ftp / anonymous も追加して おかないとログインできなくなります。


○/etc/shells

このファイルも OS インストール直後の状態では、存在していません。 touch とかして作ってくらさい。書き方は、solaris にバンドルしている /sbin/sh, /usr/bin/csh, /usr/bin/ksh 以外の shell ...つまり、 /usr/local/bin/tcsh や /usr/local/bin/bash なんかをログインシェルにして いると、 ftp ログイン時に不正な shell を使ってるって事でログインさせて くれません。 /etc/shells に使っても良い shell へのフルパスを記述してお くと、 /usr/local/bin/tcsh とかでも ftp ログインできるやうになります。


/etc/shells の一例
/sbin/sh
/bin/sh
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/zsh
/bin/bash
/bin/tcsh
/usr/bin/sh
/usr/bin/csh
/usr/bin/ksh
/usr/bin/zsh
/usr/bin/bash
/usr/bin/tcsh
/usr/local/biin/bash
/usr/local/bin/tcsh

/etc/shells に記述する shell へのフルパスは、 /etc/passwd の shell 記述カラムと同じパスを記述しないといけません。 /etc/shells は、バンドルされてる shell しか使わねーよっ!ってな場合は存在し てはいけません。


○/etc/default/ftpd

ftp ログイン時にバナーを表示したり、 umask のデフォルト を設定しておきます。


/etc/default/ftpd の一例
UMASK=nnnn
BANNER="hogehoge"

詳しくは、 man ftpd で

ちょこっとナゲヤリでスマン

□構築用のスクリプトがあるって知ってた?


○man から切り出してね

なんと、 in.ftpd のオンラインマニュアルの中に埋め込まれて るっつーか、書き込まれてるっつーか・・・なので、切り出して 使っちゃいましょう。

とかして、いらない部分をカットして、スクリプトのトコだけを 抜き出しましょう。で、このスクリプトを実行して ftp サーバを 構築する場合の準備は、

を、 /etc/passwd に追加 useradd コマンドを使っても良いよね。 次に、

を、 /etc/shadow に追加してくらさい。 あとは、切り出した スクリプトを chmod a+x して、 実行するだけです。一応、 切り出したサンプルを御覧になってみて下さいってゆーか、

ダウンロードして使ってください(笑)

もちろん、無保証ってことで御願いします。で、実行してみると、 ftp ユーザ用のホームディレクトリに、


ディレクトリ
~/bin@
~/dev/
~/etc/
~/pub/
~/usr/

とかって、ディレクトリができてないかなっ? コピーされている ファイルは、


ファイルのリスト
ディレクトリ コピーされているハズのファイル
~/bin /usr/bin へのリンク
~/dev
  • tcp
  • ticlts
  • ticotsord
  • udp
  • zero
~/etc
  • default
  • group
  • netconfig
  • pam.conf
  • passwd
~/usr/bin
  • ls
~/usr/lib
  • ld.so.1
  • libmp.so.2
  • nss_files.so.1
  • nss_xfn.so.1
  • libc.so.1
  • libnsl.so.1
  • nss_ldap.so.1
  • security
  • libdl.so.1
  • libsocket.so.1
  • nss_nis.so.1
  • straddr.so
  • libmp.so
  • nss_compat.so.1
  • nss_nisplus.so.1
  • straddr.so.2
  • libmp.so.1
  • nss_dns.so.1
  • nss_user.so.1
~/usr/lib/security
  • pam_krb5.so.1
  • pam_roles.so.1
  • pam_ldap.so
  • pam_sample.so
  • amiserv
  • pam_ldap.so.1
  • pam_sample.so.1
  • pam_ami.so
  • pam_projects.so
  • pam_smartcard.so
  • pam_ami.so.1
  • pam_projects.so.1
  • pam_smartcard.so.1
  • pam_dial_auth.so
  • pam_rhosts_auth.so
  • pam_unix.so
  • pam_dial_auth.so.1
  • pam_rhosts_auth.so.1
  • pam_unix.so.1
  • pam_krb5.so
  • pam_roles.so
~/usr/share/lib/zoneinfo ファイルがいっぱいなので省略(#^_^#;)

です。あと、スクリプトの実行中は、

とかってメッセージが表示されます。正常すれば、これ以外 に特に目立ったメッセージは表示されません。


□pub がないよっ!


○pub は手作業で

このスクリプト、悲しいことに、 pub を作ってくれないようです。

一番、重要だろっ!

みたいな気持になりますが、

とかしてくらさい。 pub に書き込み許可したくない場合は、 chmod でそーゆーパーミッションにしてくらさい。




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