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Solaris 10 から実装された機能で、inetd.conf のメンテナンスに置き換わる 物でつ。Solaris 9 までは、各種のネットワークサービスを enable / disable するのに、 /etc/inetd.conf にエントリを書き込んで pkill -HUP inetd とか していましたが、 Solaris 10 からは、 SMF の管理コマンドを使って各種の サービスを enable / disable しまつ。
主な SMF のコマンドは、
が、ありまつ。
ってやると、サービスの状態が表示されます。
表示の一例はこんなかんぢ。
STATE | STIME | FMRI |
legacy_run | 2月_23 | lrc:/etc/rc2_d/S10lu |
legacy_run | 2月_23 | lrc:/etc/rc2_d/S20sysetup |
online | 2月_23 | svc:/system/svc/restarter:default |
offline | 2月_23 | svc:/application/print/rfc1179:default |
ホントはもっといっぱい出てきますので、 grep かけて、
とかした方が良いでしょうね。
んで、 lrc: になっているものが、/etc/rc2.d とか、 /etc/rc3.d とかにある
スクリプトもので、 svc: になっているものが、SMF で管理されているサービス
でつ。
サービスを enable / disabel するには、 svcadm コマンドを使い待つ。
使い方はカンタンでつ。
先ずは、svcs コマンドで SMF の識別子を調べませう。
例として、 sendmail を disable にするよ。
ってすると、
enable | 16:07:12 | svc:/network/smtp:sendmail |
とかって表示されます。識別子は、"svc:/network/smtp:sendmail" に
なりまつ。
んで、
ってすると、disable になりまつので、もう一回 svcs -a で確認してみませう。
disable | 16:07:12 | svc:/network/smtp:sendmail |
disable になったでショ?
一時的に disable にしたい場合は、 -t オプションをつけませう。
OS を reboot すれば、この daemon も起動するよ。-t を付けないで disable したときは、 OS を再起動しても disable のまんまっす。enable にしたい場合も 同じ。"disable" の部分を "enable" にするだけっす。
コマンドはカンタン。
とかすると、ステータス表示が表示されまする。
ちなみに、svcs コマンドは識別子をある程度省略することができます。
一意に識別できるのであれば、 "sendmail" だけでもおっけぇさっ。
識別できない場合は、ちゃんと識別子を指定してくらさい。
サービスの大部分は、 SMF に移行しましたが、 inetd.conf がいららくらった
とゆーわけではなく、ちゃんと残っています。
/etc/rc2.d とかに置いたスクリプトを起動してサービスを動かしていたもの
のために、 inetd.conf に必要なエントリを書き加えて SMF に取り込むっつー
手段を使います。そのためのコマンドが inetconv でつ。
/etc/inetd.conf に必要なエントリを書いて、
とかすると、 SMF に取り込まれまつ。
/etc/inetd.conf に書かなくても別のファイルに書いてもおっけぇ
です。書き方は、 /etc/inetd.conf と同じ。
inetconv で SMF に追加したサービスせ制御するのが、 inetadm でつ。 svcadm コマンドと使い方は良く似ていて、サービスを enable / disabel するのに使いまつ。