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□squid ってナニよっ?


○Web のキャッシュでつ

ハヤイハナシが、Web のページをキャッシュしてくれてて、2 度目以降、 Client が同じページを http get Request した時に、squid のキャッシュからダウン ロードしてくるぞってことです。

ハヤイハナシになってないね:-)

運用の効果としては、

ってなとこか。
類似のものに Apache にも proxy module がありますけれども、chache 性能 そのものは、squid のほうが高いようです。
ただ、Apache の proxy だと、squid を独立して動かすよりも RAM の消費を 押さえることができます。

なので、 RAM を節約したいのなら、 Apache の proxy を使い、chache 性能を 重視するのなら squid を使うと良いと思います。
最近は、 RAM もずいぶん安くなったので、RAM をケチってまで Apache に proxy させとくメリットも乏しい気がしますけれども。


□ソースをげっちゅー


○オフィシャルサイトはコッチ・・・

squid logo
http://www.squid-cache.org/

デス。間違ってたらゴメンナサイ。国内のミラーは、
http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/squid/ のようです。

ソースのげっちゅーURI は、 ftp://squid.nlanr.net/pub/です。
2001/12/04 日現在、最新バージョンは squid-2.4.STABLE3-src.tar.gz のよう ですね。ダウンしておきましょう。

慣れないウチから DEVEL を Build して撃沈しないよーに

ダウンしてきたら、

して、デコードしておいてくらはい。ちゃんとデコードできれば、カレントに、 ./squid-2.4.STABLE3 ってディレクトリができてるよねっ?


□build するぞっ!


○最初はおやくそくの ./configure ね。

./squid-2.4.STABLE3 をカレントにしてもらっておいて、squid の ./configure オプションも色々とあるので、

とかして、オプションをさらっと見ておきましょう。 まぁ、すべてデフォルト のオプション設定でも困ることはあんまりないと思いますけれど。んで、今回 の僕の指定したオプションは、


configure option
./configure --enable-icmp --enable-splaytree --enable-htcp \
--enable-cachemgr-hostname="proxy.hogehoge.com" \
--enable-cache-digests --enable-forw-via-db \
--enable-gnuregex --enable-snmp \
--enable-err-language=Japanese
あいかわらず、長っ!!

んで、あとは configure が終わるまで暫く待っててくらさい。各オプションの 意味は、 ./configure --help で見てみてくらさい。


○make するぞっ!

configure が何事もなく終わってれば、

して、暫く待ってればおっけー。インストールは、 root になって、

してもらえれば、 /usr/local/squid とかにインストールしてくれます。イン ストール先を変えたければ、./configure --prefix=/hogehoge で インストール 先を変更できるのは、御存じの通りです。


□環境設定をしておきましょう


○squid.conf を書き換えましょう

ふつーにインストールしておけば、 /usr/local/squid/etc/squid.conf が環境設定用のファイルになります。何カ所か書き換えないと正常に運 用できないので、慎重に書き換えましょう。


squid.conf の一例
http_port proxy のポートナンバー。
default は、3130 ですが、8080 とかの方が良いのかな?
でも、8080 だとバレバレだよねー。
cache_mem RAM にキャッシュしておくのに使う RAM の量。
普段は、default の 8 MB で困らないと思います。
大きな値を指定すれば、DISK I/O を減らせます。
maximum_object_size chache する object の最大ファイルサイズを指定します。
この値を越えた object は chache されません。
default 4096 KB で、普段は変えなくても良いんでないかな?
cache_dir キャッシュの実体を置いておくレポジトリです。
default の /usr/local/squid/cache でいいんでない?

○キャッシュディレクトリを作りましょう

キャッシュ用のディレクトリは、手作業で作らないとイケマセン。
ディレクトリのレポジトリは、squid.conf の中に書いてある cache_dir ディレクティブ に書いたパスに従って作っておきます。
今回の場合、

とかして下さい。


○/usr/local/squid/cache を構築しましょう

/usr/local/squid/cache を手作業で作っただけではダメで、さらにこの中に ディレクトリがいっぱい作られます。全部で 4096 個だったかな? この ディレクトリの数は、squid.conf の cache_dir ディレクティブの設定値に 依存します。 cache の構築は、

ってやると、 2001/12/04 17:14:22| Creating Swap Directories とかって メッセージが表示されて、ディレクトリをゴリゴリ勝手に作ってゆきます。 この作業は、squid の環境構築作業中にでも 1 回だけやればおっけーです。 ただし、squid.conf の cache_dir ディレクティブのレポジトリや、ディレ クトリの数なんかを変更した時には、やり直さないといけません。


□起動するぞっ!


○起動はカンタン

ね。コマンドの後ろに "&" を付けなくても、 カッテにバックグラウンドに 回ってくれます。


□スクリプトを書いておきましょう


○起動スクリプト

システムをリブートしたりする度に、手作業で squid を起動するのもメンドい と思うので、起動用のスクリプトを書いておきましょう。/etc/init.d/squid ってスクリプトを最初に書いておいて、

の 2 つをコピーすると良いんぢゃないかなっ?んで、内容はこんなかんぢだ。


起動スクリプト
#!/bin/sh
#
# Squid AutoExecute Program
#
SQUID=/usr/local/squid
$PID=${SQUID}/etc/squid.pid

case $1 in
'start')
if [ -f ${SQUID}/etc/squid.conf ] ; then
${SQUID}/bin/squid -D &
"Squid-2.4 Web Cache Server Starting..."
fi
;;

'stop')
if [ -n ${PID} ] ; then
${SQUID}/bin/squid -k shutdown
echo "Squid-2.4 Web Cache Server Stopped..."
fi
;;

'restart')
if [ -n ${PID} ] ; then
${SQUID}/bin/squid -k reconfigure
echo "Squid-2.4 Web Cache Server Restarting..."
fi
;;

*)
echo "Usage:/etc/rc2.d/S99squid { start | stop | restart }"
;;
esac
exit()

不備も色々とあるカモしんないんですけれど、とりあえず、ちゃんと使えている ようです。
ダウンロードのページ にも、アップしておくので、お使いになられたい方は、ダウンしてみてくらはい。




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