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ハヤイハナシが、Web のページをキャッシュしてくれてて、2 度目以降、 Client が同じページを http get Request した時に、squid のキャッシュからダウン ロードしてくるぞってことです。
運用の効果としては、
ってなとこか。
類似のものに Apache にも proxy module がありますけれども、chache 性能
そのものは、squid のほうが高いようです。
ただ、Apache の proxy だと、squid を独立して動かすよりも RAM の消費を
押さえることができます。
なので、 RAM を節約したいのなら、 Apache の proxy を使い、chache 性能を
重視するのなら squid を使うと良いと思います。
最近は、 RAM もずいぶん安くなったので、RAM をケチってまで Apache に proxy
させとくメリットも乏しい気がしますけれども。
デス。間違ってたらゴメンナサイ。国内のミラーは、
http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/squid/
のようです。
ソースのげっちゅーURI は、
ftp://squid.nlanr.net/pub/です。
2001/12/04 日現在、最新バージョンは squid-2.4.STABLE3-src.tar.gz のよう
ですね。ダウンしておきましょう。
ダウンしてきたら、
して、デコードしておいてくらはい。ちゃんとデコードできれば、カレントに、 ./squid-2.4.STABLE3 ってディレクトリができてるよねっ?
./squid-2.4.STABLE3 をカレントにしてもらっておいて、squid の ./configure オプションも色々とあるので、
とかして、オプションをさらっと見ておきましょう。 まぁ、すべてデフォルト のオプション設定でも困ることはあんまりないと思いますけれど。んで、今回 の僕の指定したオプションは、
./configure --enable-icmp --enable-splaytree --enable-htcp \
--enable-cachemgr-hostname="proxy.hogehoge.com" \
--enable-cache-digests --enable-forw-via-db \ --enable-gnuregex --enable-snmp \ --enable-err-language=Japanese |
んで、あとは configure が終わるまで暫く待っててくらさい。各オプションの 意味は、 ./configure --help で見てみてくらさい。
configure が何事もなく終わってれば、
して、暫く待ってればおっけー。インストールは、 root になって、
してもらえれば、 /usr/local/squid とかにインストールしてくれます。イン ストール先を変えたければ、./configure --prefix=/hogehoge で インストール 先を変更できるのは、御存じの通りです。
ふつーにインストールしておけば、 /usr/local/squid/etc/squid.conf が環境設定用のファイルになります。何カ所か書き換えないと正常に運 用できないので、慎重に書き換えましょう。
http_port |
proxy のポートナンバー。 default は、3130 ですが、8080 とかの方が良いのかな? でも、8080 だとバレバレだよねー。 |
cache_mem |
RAM にキャッシュしておくのに使う RAM の量。 普段は、default の 8 MB で困らないと思います。 大きな値を指定すれば、DISK I/O を減らせます。 |
maximum_object_size |
chache する object の最大ファイルサイズを指定します。 この値を越えた object は chache されません。 default 4096 KB で、普段は変えなくても良いんでないかな? |
cache_dir |
キャッシュの実体を置いておくレポジトリです。 default の /usr/local/squid/cache でいいんでない? |
キャッシュ用のディレクトリは、手作業で作らないとイケマセン。
ディレクトリのレポジトリは、squid.conf の中に書いてある cache_dir ディレクティブ
に書いたパスに従って作っておきます。
今回の場合、
とかして下さい。
/usr/local/squid/cache を手作業で作っただけではダメで、さらにこの中に ディレクトリがいっぱい作られます。全部で 4096 個だったかな? この ディレクトリの数は、squid.conf の cache_dir ディレクティブの設定値に 依存します。 cache の構築は、
ってやると、 2001/12/04 17:14:22| Creating Swap Directories とかって メッセージが表示されて、ディレクトリをゴリゴリ勝手に作ってゆきます。 この作業は、squid の環境構築作業中にでも 1 回だけやればおっけーです。 ただし、squid.conf の cache_dir ディレクティブのレポジトリや、ディレ クトリの数なんかを変更した時には、やり直さないといけません。
ね。コマンドの後ろに "&" を付けなくても、 カッテにバックグラウンドに 回ってくれます。
システムをリブートしたりする度に、手作業で squid を起動するのもメンドい と思うので、起動用のスクリプトを書いておきましょう。/etc/init.d/squid ってスクリプトを最初に書いておいて、
の 2 つをコピーすると良いんぢゃないかなっ?んで、内容はこんなかんぢだ。
#!/bin/sh # # Squid AutoExecute Program # SQUID=/usr/local/squid $PID=${SQUID}/etc/squid.pid case $1 in 'start') if [ -f ${SQUID}/etc/squid.conf ] ; then
${SQUID}/bin/squid -D &
fi"Squid-2.4 Web Cache Server Starting..." ;; 'stop') if [ -n ${PID} ] ; then
${SQUID}/bin/squid -k shutdown
fiecho "Squid-2.4 Web Cache Server Stopped..." ;; 'restart') if [ -n ${PID} ] ; then
${SQUID}/bin/squid -k reconfigure
fiecho "Squid-2.4 Web Cache Server Restarting..." ;; *)
echo "Usage:/etc/rc2.d/S99squid { start | stop | restart }"
;;esac exit() |
不備も色々とあるカモしんないんですけれど、とりあえず、ちゃんと使えている
ようです。
ダウンロードのページ
にも、アップしておくので、お使いになられたい方は、ダウンしてみてくらはい。