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□ソースげっちゅー。


○このアタリからダウンしてくらはい。

http://www.kyoto.wide.ad.jp/ircd/
ftp://ftp.kyoto.wide.ad.jp/IRC/server/
http://irc.kyoto-u.ac.jp

ってなトコかなっ??
2002/02/05 日現在の最新版は、irc2.10.3+jp6.tgz のようです。
このソースは、すでに JP 化するためのパッチが当たってる状態のものらしいです。
詳しくは、

http://www.kyoto.wide.ad.jp/ircd/

アタリを見てくらさい。


□configure しましょう


○アーカイブをデコードすると、

ってディレクトリができてるよねっ?
カレントにして、おもむろに configure しましょう。

configure が終わると、./irc2.10.3+jp6/sparc-sun-solaris2.8 とかってディレクトリが作られていて、


表示されるメッセージ
Have you read doc/README? (I hope so)
Next cd sparc-sun-solaris2.8, edit "config.h" and "Makefile",
run "make all" to build and "make install" to install.

こんなメッセージが表示されまつ。
素直に指示に従いましょう。(#^_^#;)

で、コンパイルを進めてゆきます。
コンパイルを進めてゆくと、


表示されるエラーメッセージ
../irc/c_bsd.c: In function `client_loop':
../irc/c_bsd.c:110: `LINES' undeclared (first use in this function)
../irc/c_bsd.c:110: (Each undeclared identifier is reported only once
../irc/c_bsd.c:110: for each function it appears in.)
*** Error code 1
make: Fatal error: Command failed for target `c_bsd.o'

とかってエラーになってコンパイルが止まってしまいます。
これは、curses.h に extern int LINES; があるんだけど、c_bsd.c に int LINES; が無いってエラーですな。
付け足しとけばコンパイルだけなら通ります。*情報提供はふっかちゃん(thanks!)
んで、さらにコンパイルが進むと、


表示されるエラーメッセージ
../irc/edit.c: In function `refresh_screen':
../irc/edit.c:297: `curscr' undeclared (first use in this function)
../irc/edit.c:297: (Each undeclared identifier is reported only once
../irc/edit.c:297: for each function it appears in.)
*** Error code 1
make: Fatal error: Command failed for target `edit.o'

コッチのエラーも同じで、 /usr/include/curses.h に

って宣言されていますが、edit.c にcurscr の宣言がないよって ことなので、 ソースの先頭のほうにでも

って書き加えてくらさい。この後も同じようなエラーが何回か出ます。


表示されるエラーメッセージ
../irc/irc.c: In function `do_clear':
../irc/irc.c:638: `LINES' undeclared (first use in this function)
../irc/irc.c:638: (Each undeclared identifier is reported only once
../irc/irc.c:638: for each function it appears in.)
../irc/irc.c: In function `putline':
../irc/irc.c:658: `COLS' undeclared (first use in this function)
../irc/irc.c:699: `LINES' undeclared (first use in this function)
../irc/irc.c: In function `write_statusline':
../irc/irc.c:888: `LINES' undeclared (first use in this function)
*** Error code 1
make: Fatal error: Command failed for target `irc.o'

ハイ。こっちも、./irc/irc.c に、

とかって書き加えて make all してくらはい。

表示されるエラーメッセージ
../irc/screen.c: In function `toggle_ins':
../irc/screen.c:118: `LINES' undeclared (first use in this function)
../irc/screen.c:118: (Each undeclared identifier is reported only once
../irc/screen.c:118: for each function it appears in.)
../irc/screen.c: In function `tulosta_viimeinen_rivi':
../irc/screen.c:254: `LINES' undeclared (first use in this function)
*** Error code 1
make: Fatal error: Command failed for target `screen.o'

ハイ。./irc/screen.c に、

ネ?
これで最後まで build できると思います。
コンパイルが終わったら、

でインストールしてくれます。
/usr/local/sbin には irc daemon が、/usr/local/bin には、クライアントが、 ircd の コンフィギュレーションファイルが /usr/local/etc/example.conf ってファイルでインストールされます。


□コンフィギュレーションファイルの設定


○ふつーにインストールしていれば、

/usr/local/etc/example.conf って ファイルがコンフィギュレーション ファイルのサンプルです。
そいつ を /usr/local/etc/ircd.conf ってファイルネームで cp してくらはい。

う〜ん、書き方わっかんねー。(笑)

あ、ちなみに、僕は、 IRCD って使ったコトの無いヒトです。
ircd.conf の書き方は、また後で調べておくっ!


□ircd.conf を学んでみたぞっ


○っつーワケで、学んでみました(笑)。

M コマンドは IRCD サーバの情報を書いておきます。

○フォーマット

M:サーバネーム:サーバの IP アドレス:ロケーション:ポート
一例: M:icq.hoge.local.jp::hoge Inc, Shinjyuku,Tokyo:6667

ってな感じのようです。


○「サーバネーム」

IRCD サーバの FQDN か ホストネームを書くようです。
「サーバネーム」 に FQDN を設定した場合は、「サーバの IP アドレス」を省略できるようです。
ホストネームを書いた場合は、「サーバの IP アドレス」を記述しないとダメなよーです。
この設定が、 IRC でのサーバネームになります。


○「サーバの IP アドレス」

IRCD を稼働させるマシンの IP アドレスを書いて下さい。
「サーバネーム」 を FQDN で記述していれば省略可能です。


○「ロケーション」

IRCD サーバを設置している大まかな地名を記述しておけば良いと思います。


○「ポート」

このポートの設定は、他の IRCD サーバから来る UDP-ping の為に記述するようです。
他の(外部の)サーバは、このポートに自動接続するように設定しなくてはいけません。
通常は、デフォルトの6667 とかで良いと思います。
A コマンドは、 IRCD サーバの管理者の情報を書いておきます。

ってな感じのようです。


○「admin の名前とか場所」

管理者の名前と IRCD サーバを設置している地名とかを書きます。


○「admin の mail アドレス」

は、そのまんま、admin のメールアドレスを書いてくらさい。


○「備考」

お好きなことを書いて下さい。


P コマンドは IRCD サーバのポート情報を書いておきます。

P コマンド
フォーマット P:サーバのIPアドレス:*:IPアドレスのマスク:ポート:I-NETドメイン利用時
または、
P:ソケットのディレクトリ:*:*:ポート:UNIXドメイン利用時

○P コマンド一例

P コマンド一例
P::::6667:
P:192.168.126.127:::6661:
P:::192.167.*.*:6662:
P:::202.219.0.0:6663:
P:/tmp/ircd:*:*:6664:

ってな感じのようです。


○「サーバのIPアドレス」

他の IRCD サーバの IP アドレスを記述します。
"0" と "*" がワイルド カードに使えます。
空欄にしておくと、サーバ全ての IP アドレスを指定したことになります。


○「IPアドレスのマスク」

接続要求のあった他の IRCD サーバの IP アドレスによって、接続を許可 / 不許可を決定できます。
ワイルドカードを使用した場合、ワイルドカードの条件に一致する場合に許可されるようです。




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